ヴィンゲゴー、パリ〜ニースで初の総合優勝狙う

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！山田健一です。

いよいよヨーロッパのロードレースシーズンが本格的に開幕しますね！今回は、ヨナス・ヴィンゲゴーが「太陽へのレース」ことパリ～ニースで、今年最初の勝利を狙うという話題をお届けします。

ヴィンゲゴー、パリ～ニースで今季初勝利なるか！？

ヨナス・ヴィンゲゴー（Visma | Lease a Bike）が、ツール・ド・フランスの連覇に向けて、着々と準備を進めています。その一環として、彼はパリ～ニースに出場し、今シーズン最初の勝利を目指します。

直前のヴォルタ・アルガルヴェでは見事総合優勝を飾っており、調子は上々のようですね。Visma | Lease a Bikeからは、昨年の覇者マッテオ・ジョーゲンソンも出場予定。チームとしても万全の体制で臨む構えです。

ライバルは誰だ？

しかし、ヴィンゲゴーの勝利を阻むライバルたちも手強い存在です。アレクサンドル・ヴラソフ（Red Bull Bora hansgrohe）、マティアス・スケルモース（Lidl-Trek）、ジョアン・アルメイダとブランドン・マクナルティ（UAE Team Emirates）、ベン・オコーナー（Jayco AlUla）、そしてフェリックス・ガル（デカトロン・AG2Rラモンディアール チーム）といった強豪たちが、ヴィンゲゴーの牙城を崩そうと虎視眈々と狙っています。

特にUAE Team Emiratesは、アルメイダとマクナルティの2枚看板で、ヴィンゲゴーを揺さぶってくるのではないでしょうか。目が離せませんね。

モビスター チーム、若手の育成に期待

スペインのモビスター チームは、パブロ・カストリジョとイバン・ロメオという若手選手を軸に、上位進出を目指します。UAEツアーでは良い走りを見せていたモビスター チーム。このパリ～ニースで、ワールドツアーレースでの総合順位を上げることを目標としています。イバン・ガルシア Cortina、ジェファーソン・セペダ、マンリオ・モーロ、Will Barta、ロレンツォ・ミレージといった選手たちが、彼らをサポートします。

カハルラル・セグロスRGAにも注目！

スペインのプロチーム、カハルラル・セグロスRGAが、パリ～ニースへの招待を受けました。これはチームにとって大きなチャンス。ギリェルモ・シルバ、ユーリ・レイタオン、ゴルカ・ソラライン、セバスチャン・バーウィック、サムエル・フェルナンデス、ジョエル・ニコラウ、そしてチェコ出身のヤコブ・オトルバというメンバーで、どのような走りを見せてくれるのか、非常に楽しみです。

レースの見どころ

今年のパリ～ニースは、3月9日から16日まで、全8ステージで行われます。総距離は1212.6km、獲得標高は15863m。2つの山頂フィニッシュとチームタイムトライアルが設定されており、総合優勝争いを大きく左右するでしょう。

特に注目は、チームタイムトライアル。強力なチーム力を持つVisma | Lease a Bikeが、ここで大きなアドバンテージを得る可能性があります。しかし、UAE Team EmiratesもTTスペシャリストを擁しており、侮れません。

さあ、今年も熱い戦いが繰り広げられること間違いなしのパリ～ニース。ヴィンゲゴーの走りから目が離せませんね！