ペデルセンがパリ〜ニース第6ステージ制覇！ヨルゲンソン首位堅持

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！山田健一です。今回は、激動の展開となったパリ～ニース第6ステージの模様を、現地からの情報と共にお届けします。

マッズ・ピーダスンがパリ～ニース第6ステージを制覇！

マッズ・ピーダスン (Lidl-Trek) が見事なスプリントでパリ～ニースの第6ステージを制しました！しかし、それ以上に注目すべきは、総合リーダーである**マッテオ・ジョーゲンソン (Visma)**が、チームの戦略によってライバルたちを大きく引き離し、リーダージャージを確固たるものにしたことです。

ヨナス・ヴィンゲゴーの無念のリタイア

まず、悲しいニュースから。前日の落車で負傷したヨナス・ヴィンゲゴーが、残念ながらリタイアとなりました。ツール・ド・フランスを2連覇している彼の不在は、レースの勢力図に大きな影響を与えます。怪我の回復を祈るばかりです。

ヴィスマの電撃作戦が炸裂！

レースは雨と寒さに見舞われ、サバイバルレースの様相を呈しました。そんな中、Visma - Lease a Bike が大胆な動きを見せます。残り50km地点でアタックを仕掛け、総合上位を狙う**Joao Almeida (UAE Emirates)やレニー・マルティネス (Bahrain Victorius)**を脱落させることに成功したのです！これはまさに電撃作戦。チーム全体の総合力を見せつける素晴らしい戦略でした。

ジョーゲンソンの盤石なリーダージャージ

この結果、ジョーゲンソンは総合2位の**Florien Lipowitz (レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ Bull Bora)に40秒差、3位のマティアス・スケルモース (Lidl-Trek)**に59秒差をつけ、総合優勝へ大きく近づきました。若き才能が開花した瞬間と言えるでしょう。

残り2ステージ、波乱は必至！

しかし、レースはまだ終わっていません。残り2ステージは山岳が待ち構えており、まだまだ逆転の可能性は十分にあります。特に、UAE Team EmiratesやBahrain Victoriusは、チームとして巻き返しを図ってくるはずです。

さあ、日本のファンのみなさん、週末の激戦を見逃すな！