アユソ、四つ巴スプリントを制す

フアン・アユソ、トロフェオ・ライグエーリアを制覇！ドローム・クラシックに続き今季2勝目

「アユソ、アユソ、またアユソか！」

日本の皆さん、こんにちは！松崎 愛です。ヨーロッパはもう春のクラシックシーズンに突入！熱い戦いが繰り広げられていますね。今回は、若き才能、フアン・アユソ（UAE Team Emirates）がイタリアのトロフェオ・ライグエーリアで見事勝利を飾ったニュースをお届けします。3日前のドローム・クラシック制覇に続き、今季2勝目。その勢いは、まさに手がつけられないといったところでしょうか。

イタリアの地でUAE Team Emiratesの戦略が光る

レースはイタリアのリグーリア海岸沿いを走る風光明媚なコース。しかし、その美しさとは裏腹に、アップダウンの激しい難コースとして知られています。フアン・アユソは、UAE Team Emiratesのチームメイト、アントニオ・モルガードのアシストを受け、レース終盤のコッラ・ミケーリとカポ・メレの登りでアタックを連発。クリスティアン・スカローニ（XDS Astana）らを揺さぶり続けました。

結局、スカローニを完全に引き離すことはできなかったものの、4人でのスプリント勝負に持ち込み、見事勝利！2位にスカローニ、3位にはマイケル・ストーラー（Tudor）が入りました。ニールソン・パウレス（EFエデュケーション・イージーポスト）が4位、フランス勢トップはルイ・バレ（Intermarché-Wanty）の8位という結果に。

アユソのコメント「チームの働きに感謝」

レース後、アユソは「ここで勝つことができて本当に嬉しい。過去には3位、2位と悔しい思いをしてきたからね。今日はチームが素晴らしい働きをしてくれた。特に登りでのアシストは本当に助かった。スカローニとのスプリントには自信があったよ」とコメント。落ち着いた口調ながらも、勝利への強い自信が感じられました。

フランス勢は苦戦も、新たな才能の萌芽に期待

今回のレース、フランス勢は残念ながら上位に食い込むことができませんでした。過去にはナンス・ペテルス（デカトロン・AG2Rラモンディアール チーム-Citroën）やレニー・マルティネス（グルパマ・FDJ）が勝利を飾っているだけに、少し寂しい結果となりました。

しかし、マッテオ・ヴェルシェ（トタルエネルジー）が9位に入り、ルイ・バレも8位と健闘。今後のフランス勢の活躍に期待しましょう！

アユソの快進撃は続くのか？今後の展開に注目！

フアン・アユソの勢いは止まりません！ドローム・クラシック、そして今回のトロフェオ・ライグエーリア制覇で、彼は完全にトップライダーの仲間入りを果たしました。

これから始まる本格的なシーズンで、アユソがどのような走りを見せてくれるのか？そして、他のチームや選手たちが、彼にどう対抗していくのか？目が離せませんね！

それでは、次回のレースレポートでお会いしましょう！チャオ！