ヴォーケラン「痙攣寸前だった」

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！松崎 愛です。

フランスのエトワール・ド・ベセージュから、熱いニュースが飛び込んできましたよ！凍てつく寒さと雨に見舞われた過酷な第4ステージ、モン・ブケの頂上ゴールを制したのは、なんとケヴィン・ヴォークラン（Arkéa - B & BHotels）！ 総合リーダーにも躍り出ました！

ヴォークラン、悪天候をものともせず勝利！

「自転車の上で痙攣しそうだった」と語るヴォークラン。一体どんなレースだったのでしょうか？

極寒と雨、そして雪…まさに地獄絵図！

8日に行われた第4ステージは、スタートから雨、そして標高の高いモン・ブケでは雪も降るという、まさに選手たちを苦しめる一日となりました。そんな過酷な状況下、ヴォークランは渾身の走りでライバルたちを突き放し、見事な勝利を飾ったのです。

「もうやめたいと思った」ヴォークランの苦悩

レース後、ヴォークランは「本当に寒くて、もうやめたいと思った瞬間もあった」と率直な思いを語っています。それでも、チームメイトたちの献身的なサポート、そして自身の強い意志で走り切ることができたと感謝の言葉を述べています。

チームの献身的なサポートが勝利を後押し

アルノー・デマール、アンソニー・デラプラス…チームメイトに感謝

ヴォークランは、アルノー・デマールやアンソニー・デラプラスといったチームメイトたちが、寒さで苦しみながらも献身的に働いてくれたことに深く感謝しています。「彼らがいなければ、ゴールまでたどり着けなかったかもしれない」と語るヴォークランの言葉からは、チームの絆の強さが伝わってきますね。

有力選手のリタイア…それでも気を抜かないヴォークラン

前日のステージでは、ピエール・ラトゥールやバンジャマン・トマといった有力選手がリタイア。しかし、ヴォークランは「どんなレースにも油断は禁物」と気を引き締め、自身の力を最大限に発揮することに集中しました。

最終日の個人タイムトライアルに向けて

明日は個人タイムトライアル！ヴォークランの意気込みは？

ヴォークランは、最終日の個人タイムトライアルに向けて「個人としての努力は必要だが、まだ気を抜けない」とコメント。フィリッポ・ガンナやジョシュア・タリングといった強豪選手が不在となったことは残念だとしつつも、総合優勝に向けて全力を尽くすことを誓いました。

ヴォークラン、飛躍の時

今回の勝利で、ヴォークランはエトワール・ド・ベセージュの総合優勝に大きく近づきました。厳しい状況下でも諦めずに戦い抜いたヴォークランの姿は、多くのファンに感動を与えたことでしょう。

明日の個人タイムトライアル、そしてその先の活躍に、ますます目が離せませんね！