ポガチャル、準備期間にStravaで3つの記録を更新

ポガチャル、パリ～ルーベに向けStravaで驚異的な記録を連発！

パリ～ルーベ初挑戦を前に、タデイ・ポガチャルがStravaで驚くべきトレーニングデータを公開しました。なんと、特定の区間（KOM）で3つの記録を更新し、石畳のセクターを時速41km以上で駆け抜けたというから驚きです。これは一体何を意味するのでしょうか？

石畳の悪魔に挑むポガチャル

パリ～ルーベまであとわずか。タデイ・ポガチャル（26歳）は、その準備に余念がありません。彼がStravaに公開した「散歩」と表現されたデータは、212.96kmの距離の中に複数の石畳セクターが含まれています。そして、ただ走っただけではありません。なんと3つのKOM（区間最速記録）を叩き出しているのです。

驚異的なタイム、その内訳とは？

具体的には、モンス・アン・ペヴェルで時速40.2km、オーシー・レ・オルシとベルセの間で時速42.1km、そしてグルソンでは時速48.8kmという驚異的なスピードを記録。特に注目すべきは、伝説的な石畳セクターであるカルフール・ド・ラルブル。ここでは平均時速約41kmで走り、ワウト・ファンアールトがレース中に記録した区間記録まであとわずか1秒という驚異的なタイムを叩き出しました。

過去にもルーベを試走、そして参戦へ

実はポガチャルが北の石畳を試走するのは今回が初めてではありません。2月には自身のInstagramにトレーニング動画を投稿しています。当時、彼のディレクター・スポルティフであるファビオ・バルダートは、パリ～ルーベへの参戦の噂を一蹴していましたが、結局、ポガチャルは参戦を表明。今年のレースにおける注目の的であることは間違いありません。

ファンデルプールとの激突は必至！

ミラノ～サンレモでの激闘が記憶に新しいところですが、パリ～ルーベではマチュー・ファンデルプールとの直接対決が予想されます。ファンデルプールは石畳を得意としており、ポガチャルにとっては大きな挑戦となるでしょう。しかし、この二人のトップライダーが北の地でどのような戦いを見せてくれるのか、今から期待せずにはいられません。

ポガチャルの挑戦は成功するのか？

ツール・ド・フランスの覇者であるポガチャルが、初めてのパリ～ルーベでどのような走りを見せるのか。石畳の洗礼を受けながらも、その才能を発揮し、勝利を掴むことができるのか。それとも、ファンデルプールの牙城を崩すことはできないのか。レース当日が待ち遠しい限りです。