ポガチャル、アランベールで58kmの石畳試走

ポガチャル、アレンベルグの森の石畳58kmを走る！狂気のルーベ参戦計画が浮上！？

日本の皆さん、チャオ！松田 翔太です。今回もホットなサイクルロードレースの話題をお届けします。

先日、タデイ・ポガチャルがアレンベルグの森で石畳を走る姿がSNSで公開され、ロードレース界隈が騒然となりましたね。世界チャンピオンが、あの悪名高き「北の地獄」ことパリ～ルーベの象徴、アレンベルグの森に現れたんですから！

なぜポガチャルがアレンベルグに？

ポガチャルは、パリ～ルーベにはまだ出場したことがなく、2025年のスケジュールにも入っていません。それだけに、今回の訪問は憶測を呼びました。「もしかして、急遽ルーベに出場するのでは？」という声も上がりましたが、現時点では可能性は低いようです。

しかし、UAEチームエミレーツ・XRGのファビオ・バルダト監督は、「数パーセントの可能性は残しておきたい」と含みを持たせています。ポガチャル自身も、いつかはルーベに挑戦したいという気持ちを持っているようですし、2026年の出場に向けて準備を進めているのかもしれませんね。

ファンデルプールも反応！？

ポガチャルが石畳を走る動画は、瞬く間に拡散され、多くのサイクリストやファンが注目しました。特に興味深いのは、マチュー・ファンデルプールが「いいね！」を押していること。そして、ヤスペル・フィリプセンが「お願いだから、やめてくれ」とコメントしていること（笑）。これは、ポガチャルがルーベに参戦した場合、強力なライバルになることを警戒しているのでしょう。

チームの計画的な準備

今回の訪問は、決してポガチャルの気まぐれではありません。UAEチームエミレーツ・XRGは、昨年12月のスペイン合宿で既に計画していたとのこと。週末には、ポガチャルは170kmを走り、ロンド・ファン・フラーンデレンのコースを試走。旧クワレモントやパテルベルグといった重要なポイントを確認し、マチュー・ファンデルプールとの決戦に備えました。ティム・ウェレンスも同行したそうです。

ポガチャルの才能

バルダト監督は、「ポガチャルはエンデュランスライダーだが、彼ほど石畳を速く走れる選手は見たことがない」と絶賛しています。ポガチャル自身も、石畳の走行を楽しんでいる様子。本当にすごい才能の持ち主ですよね。

アレンベルグの森とは？

アレンベルグの森は、全長2.3kmの石畳区間。パリ～ルーベの中でも最も過酷なセクションとして知られています。1968年に初めてコースに登場し、以来、「北の地獄」を象徴する存在となりました。アンドレイ・チミルは、「アレンベルグは、劇場の幕開けのようなものだ。悲劇の第一幕が始まる」と表現しています。

ポガチャルの挑戦は近い？

ポガチャルは、まだパリ～ルーベ、ブエルタ・ア・エスパーニャ、そしてミラノ〜サンレモを制覇していません。しかし、今回の訪問は、いつか必ずルーベに挑戦するという決意の表れかもしれません。彼の笑顔は、新たな伝説の幕開けを予感させますね。

さあ、皆さんはどう思いますか？ポガチャルはいつパリ～ルーベに出場するのでしょうか？そして、彼は石畳の女王を制することができるのでしょうか？今後の展開が楽しみでなりません！