ファンデルプール、伝説を彩る圧勝！

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！山田健一です。

春のクラシックシーズンが到来し、いよいよロードレース界も熱気を帯びてきましたね。先日行われた**### ミラノ～サンレモ：Van der Poelがポガチャルと並ぶ伝説的な勝利！**

皆さんもご存知の通り、マチュー・ファンデルプールがタデイ・ポガチャル、フィリッポ・ガンナとの激戦を制し、見事勝利を飾りました。この勝利でファンデルプールは、モニュメントレースの勝利数でポガチャルと並び、現役最多タイの7勝となりました。まさに「伝説」への道を駆け上がっていると言えるでしょう。

圧倒的な強さを見せたVan der Poel

レースは、残り30kmを切ったチプレッサの上りで、ポガチャルが強烈なアタックを仕掛けたところから大きく動きました。しかし、Van der Poelは冷静に対応。ポガチャル、ガンナと共に抜け出し、三つ巴の様相を呈します。

最後のポッジオの上りでも、ポガチャルは果敢にアタックを繰り返しましたが、Van der Poelは決して諦めません。まるで水面を滑るかのように、ポガチャルのアタックを吸収し、最後のスプリント勝負に持ち込みました。

冷静さと自信

Van der Poelはレース後、「ライバルたちがロングスプリントを仕掛けてくるだろうと思っていた。彼らは僕が短いスプリントを好むと考えていたのだろう。300mの標識が見えた瞬間にスプリントを開始した。最後まで力を出し切れる自信があった。正しい戦術だったと思う」と語っています。

彼の言葉からは、冷静な判断力と、自らの能力に対する絶対的な自信が感じられますね。

ポガチャルのリベンジ

一方、惜しくも3位に終わったポガチャルは、「チプレッサでのアタックは早すぎたかもしれないが、チームの作戦だった。マチューは今日は本当に強かった。来年こそは必ずリベンジする」と語り、早くも来年への雪辱を誓いました。

ポガチャルにとって、ミラノ～サンレモは未だ制覇できていない唯一のモニュメントレース。来年はどんな戦略で挑んでくるのか、今から楽しみでなりません。

今後の展開

Van der Poelは、今後E3サクソバンク・クラシック、ロンド・ファン・フラーンデレン、そしてパリ～ルーベに出場予定です。UAEチームエミレーツ・XRGのマトシン監督は、ポガチャルがパリ～ルーベに出場するかどうかは未定としていますが、もし出場となれば、再びVan der Poelとの激しい戦いが繰り広げられることでしょう。

春のクラシックシーズン、そしてその後のグランツールに向けて、ますます目が離せませんね！