ドゥリーのチームメイト、痛恨のコースミス

アルガルヴェで起きた前代未聞のミス！先頭集団がコースを間違える大混乱

日本のロードレースファンの皆さん、こんにちは！モナコから中村リサがお届けします。

先日、ポルトガルで開催されたアルガルヴェ一周で、信じられないような出来事が起きました。なんと、先頭集団がゴール手前でコースを間違えてしまったのです！一体何が起こったのでしょうか？

ロットの選手が最初に道を間違える

問題のシーンは、レースの最終盤、ゴールまで残りわずかというところで起こりました。ロット・デスティニーに所属するジャラッド・ドリズナーズ選手が、先頭でロータリー（ラウンドアバウト）に進入した際、進むべき方向を誤ってしまったのです。

アルノー・ドゥリー Lie選手のコメント

チームメイトであるアルノー・ドゥリー Lie選手は、「皆、左に行くことは知っていた。昨日もコースを試走したんだ。でも、先頭の選手はバイク（先導車）についていくだけなんだ」とコメント。チームとしてコースの下見はしていたものの、レースのスピード感の中で判断を誤ってしまったようです。

ジャラッド・ドリズナーズ選手の言い分

一方、道を間違えたジャラッド・ドリズナーズ選手は、「標識がはっきりしていなかった。ロータリーに入ったときから、周囲を注意深く見ていたんだ。コース上には柵もなく、混乱してしまった」と弁明しています。

ワウト・ファンアールト選手も苦言

この一件に対し、ワウト・ファンアールト選手をはじめとする多くの選手が、コース設定の不備を指摘しています。「これは冗談だ」「ありえない」といった厳しい言葉も飛び交い、主催者に対する批判が高まっています。

レース結果と今後の展開

結局、この混乱の中で、F.ガンナ選手が最初にゴールラインを通過しましたが、正式な勝利とはなりませんでした。レースは大きな波紋を呼び、今後のコース設定や安全対策について議論が巻き起こることは必至です。

ロードレースの世界では、一瞬の判断ミスが大きな結果に繋がることがあります。今回のアルガルヴェ一周での出来事は、改めてそのことを私たちに教えてくれました。さて、この混乱を乗り越え、選手たちは次のレースでどのような走りを見せてくれるのでしょうか？今後の展開から目が離せませんね！