UAEチームエミレーツ、XRGツアーで扇状隊形？

UAEツアー第4ステージ、砂漠の風が波乱を呼ぶ！？

皆さん、こんにちは！ベルギーから佐藤美咲です。UAEツアーも中盤戦、いよいよスプリンターたちの戦いが本格化してきましたね！でも、ただのスプリント勝負では終わらないかもしれないんです。今日は2月20日、第4ステージはフジアイラ・キドファ・ビーチからウム・アル・クワインまでの平坦基調のコース。一見するとスプリンター向きに見えますが、実は…砂漠の風が大きな鍵を握っているんです！

風との戦い、横風分断の可能性

コースプロフィールを見てみると、最初の50kmはハジャール山地の端をかすめるように進み、その後はひたすら平坦な道が続きます。一見、スプリンターにとってはおあつらえ向きですよね。でも、ちょっと待ってください！このコース、砂漠地帯を走るんです。そう、あの手強い横風が吹く可能性があるんです！

特に要注意なのは、最後の70km。ここは風の影響を受けやすい開けた場所。もしここで横風が吹いたら…集団は一気に分断され、思わぬ展開になるかもしれません。スプリンターチームは、エースを守りながら、集団の先頭をキープする、高度なチームワークが求められますね。

ヤスペル・フィリプセンとティム・メルリール、警戒を強める

実際に、有力スプリンターたちも風への警戒を強めているようです。ヤスペル・フィリプセンは、「最後の70kmはチャンスがある。集団の意志次第だ」と語っています。また、ティム・メルリールも「危険な一日になる」とコメント。彼はタイムトライアルで自分の調子を試したり、集団走行の練習も積んだりと、万全の準備でこのステージに臨むようです。

フィニッシュ手前の駆け引きも重要

フィニッシュ地点のウム・アル・クワインは、真っ直ぐな道が続きますが、向かい風になる可能性も。そうなると、タイミングが非常に重要になってきます。完璧なタイミングでスプリントを開始できるかどうかが、勝敗を分けるでしょう。誰が最初に仕掛けるのか、どのチームが主導権を握るのか…最後の最後まで目が離せません！

波乱含みのステージ、勝つのは誰だ！？

UAEツアー第4ステージ。スプリント力はもちろん、風への対応力、チームの結束力、そして冷静な判断力…全てが揃った選手が勝利を掴むはずです。日本の皆さん、ぜひ注目してくださいね！もしかしたら、思わぬ伏兵が現れるかもしれませんよ？

さあ、明日はどんなドラマが待っているのでしょうか？ 次回のレポートもお楽しみに！