ヨーロッパトラック自転車競技選手権の2日目フランス選手は表彰台に上がれなかった

ヨーロッパ選手権トラック：フランス勢、メダルには届かず…それでも未来は明るい！

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！松崎 愛です。ベルギーのゾルダーで開催されたヨーロッパ選手権トラックレース、皆さんはチェックしましたか？ フランス勢は、チームスプリントで金メダルを獲得したものの、その後は少し苦戦を強いられました。しかし、若手選手の台頭など、見逃せないニュースもたくさんありましたよ！

クレマン・プティ、ポイントレースで惜しくも4位

特に注目したいのは、クレマン・プティ選手のポイントレースです。レースの2/3までは表彰台圏内をキープし、一時は首位に立つ場面もありました。しかし、終盤に ヤスペル・デブイスト選手（ベルギー）やユリ・レイタオ選手（ポルトガル）といった強豪勢に逆転を許し、惜しくも4位という結果に。

プティ選手は、9年ぶりにトラックレースに復帰したデブイスト選手や、経験豊富なレイタオ選手といったベテラン勢に対し、果敢に攻める姿勢を見せてくれました。わずか3ポイント差での4位という結果は、悔しいながらも、彼の成長を感じさせるものでしたね。

チームパシュート、新体制で挑むもイギリスに敗れる

女子チームパシュートは、マリオン・ボラス選手をベテランリーダーに迎え、エリーナ・カボット選手、メラニー・デュパン選手、クレマンス・シュロー選手という若いメンバーで構成された新体制で臨みました。しかし、メダルをかけたイギリスとの対戦では、4分23秒355（+5秒208）で敗れ、こちらも4位という結果に終わりました。

新しいチーム構成で挑んだ今大会。若手選手にとっては、貴重な国際経験になったはずです。今後の成長に期待しましょう！

エティエンヌ・オリヴィエロ、男子1kmタイムトライアルで予選敗退

男子1kmタイムトライアルでは、フランスチャンピオンのエティエンヌ・オリヴィエロ選手（19歳）が、国際大会デビューを飾りました。しかし、予選では1分02秒369で10位となり、上位8名が進出できる決勝には進めませんでした。1ヶ月半前に記録した自己ベストからは1秒486遅れる結果となりました。

初めての国際舞台で、プレッシャーもあったのかもしれません。しかし、この経験を糧に、さらなる成長を遂げてくれることを願っています。

マリー＝ルイーザ・ドゥロード、女子個人スプリントで16回戦敗退

女子個人スプリントでは、マリー＝ルイーザ・ドゥロード選手が予選で11秒048を記録し、12位で16回戦に進出。しかし、アリナ・リセンコ選手に敗れ、残念ながら上位進出はなりませんでした。

ヨーロッパ選手権トラックレースを終えて

今回のヨーロッパ選手権トラックレースでは、フランス勢はメダルラッシュとはなりませんでしたが、若手選手の活躍や、ベテラン選手の奮闘など、見どころはたくさんありました。特に、クレマン・プティ選手のポイントレースでの健闘は、記憶に残るものでしたね。

今後のフランス勢の活躍に、ますます期待が高まります！ 皆さんはどう思いましたか？ぜひ感想を教えてくださいね！