タデイ・ポガチャル、ベルギーのジュニア選手に夢の一日をプレゼント

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！モナコから愛を込めて、中村リサです。

先日、世界チャンピオンのタデイ・ポガチャルが、ロンド・ファン・フラーンデレン（ツール・デ・フランドル）のコースを試走中、2人のベルギー人ジュニア選手に忘れられない思い出をプレゼントしたという心温まるニュースが飛び込んできました。

20kmに及ぶ夢のランデブー

その幸運なジュニア選手とは、マウリッツ・バールト選手とメルビン・マデレイン選手の2人。彼らはトレーニング中に、なんとタデイ・ポガチャルとティム・ウェレンスという、UAEチームエミレーツ・XRGのスター選手たちに遭遇！彼らの後ろについて、20kmもの間、夢のような時間を共有したのです。

「信じられない！」「夢みたいだ！」そんな言葉が聞こえてきそうですよね。私もSNSで写真を見たとき、思わず「きゃー！」と叫んでしまいました（笑）。

写真撮影にも快く応じるポガチャル

さらに嬉しいことに、ポガチャルは2人との写真撮影にも快く応じたそうです。世界チャンピオンと一緒に写真が撮れるなんて、一生の宝物ですよね！この写真を見たベルギーのジュニア選手たちは、きっと「僕も、私も！」と思ったことでしょう。

ポガチャルは、4月に行われるロンド・ファン・フラーンデレンでの勝利を目指し、コースの試走を行ったようです。彼は過去にも一度、このレースで優勝しており、再び勝利を掴むために、入念な準備を進めているんですね。

アラン・ペイパー氏への想い

また、ポガチャルはマルテ・ベルグエドセスにある、アラン・ペイパー氏を称えるベンチにも立ち寄ったとのこと。ペイパー氏は、ポガチャルを初めてのツール・ド・フランス優勝に導いたオーストラリア人であり、昨年亡くなりました。

ポガチャルは自身のインスタグラムに「アラン、このベンチをありがとう。ここで少し休んで、日差しを楽しむことができるよ」と投稿。恩師への感謝の気持ちを綴っています。彼の心温まる人柄が伝わってきますね。

さらに、ポガチャルはロンド・ファン・フラーンデレンの試走後、パリ～ルーベの石畳のコースも訪れたそうです。「もしかして、パリ～ルーベも視野に入れているのかな？」と、ファンの間では早くも期待が高まっています。

世界チャンピオンが、新たな挑戦に向けて動き出している気配。今年のクラシックレースから目が離せませんね！皆さんは、どのレースに注目していますか？ぜひSNSで教えてくださいね！

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