ポガチャルとファンデルプール、再会へ
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日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！山田健一です。ヨーロッパのロードレースシーンは、いよいよ春のクラシックシーズン本番を迎え、熱気を帯びてきましたね。今回は、あのタデイ・ポガチャルとマチュー・ファンデルプール、最強の二人が、いよいよ「ロンド・ファン・フラーンデレン」（ツール・デ・フランドル）で激突するというニュースを中心に、現地の最新情報をお届けします。
「ミラノ～サンレモ」の激闘再び！ポガチャルとファンデルプール、フランドルで再会へ
記憶に新しい「ミラノ～サンレモ」での激しいバトル。マチュー・ファンデルプールが制し、タデイ・ポガチャルは惜しくも敗れましたが、二人のハイレベルな戦いは、世界中のファンを魅了しました。その興奮冷めやらぬ中、二人は早くも次の舞台、「ロンド・ファン・フラーンデレン」に向けて動き出しています。
ポガチャルはモナコで調整、ファンデルプールはE3制覇後もベルギーに滞在
タデイ・ポガチャルは、「ミラノ～サンレモ」後、モナコに戻り、束の間の休息を取ったようです。しかし、休んでいる間もチャリティーオークションのために自身の勝利の写真でSNSを更新したり、UAEチームエミレーツ・XRGの元チームメイトであるダヴィデ・フォルモロや、ティム・ウェレンスと共にトレーニングをしていたようです。ティム・ウェレンスは、ポガチャルにパリ〜ルーベへの興味を持たせた人物とのこと。一方、マチュー・ファンデルプールは、E3・ハレルベークで見事な勝利を飾った後もベルギーに滞在し、「ロンド」に向けて調整を続けています。体調面では少し鼻風邪気味のようですが、「調子は良い」と陣営は語っており、万全の状態でレースに臨むつもりでしょう。
心理戦もスタート！？互いを意識する二人の駆け引き
興味深いのは、レース前から既に始まっている、二人の心理的な駆け引きです。ポガチャルが「パリ～ルーベ」への参加を示唆すれば、ファンデルプールはE3・ハレルベークで圧倒的な勝利をアピール。言葉の端々にも、互いを意識する様子がうかがえます。
ファンデルプールは、「ロンドとルーベは自分にとって最も重要なレース。すでにシーズン序盤は成功している（サムン、ミラノ〜サンレモ、E3での勝利）。リラックスして臨めるし、自信にも繋がっている」と語り、プレッシャーはないと強調しています。しかし、これは本当に本心なのでしょうか？
決戦まであとわずか！フランドルの地で何が起こるのか？
「ロンド・ファン・フラーンデレン」まで、あと数日。石畳の道、急勾配の坂道が続くフランドルの地で、タデイ・ポガチャルとマチュー・ファンデルプールは、どのような戦いを見せてくれるのでしょうか？ファンデルプールは2020年、ポガチャルは2023年にそれぞれロンドを制覇しており、コースの熟知度も高いはず。
私自身も、現地で取材する予定です。二人の表情、チームの動き、そしてレース展開…日本のファンの皆さんに、臨場感あふれるレポートをお届けできるよう、全力を尽くします！
