クリストフ・ラポルト、春の不調後に前向きなメッセージ

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！山田健一です。春のクラシックシーズンが終わり、いよいよグランツールの季節が近づいてきましたね。今回は、苦難を乗り越えようとしている一人の選手にスポットライトを当てたいと思います。

クリストフ・ラポルト、苦難の春から再起へ

フランスのスピードスター、クリストフ・ラポルト。チーム ヴィスマ・リースアバイクの重要な戦力として、今シーズンも活躍が期待されていましたが、残念ながら春のクラシックレースを棒に振ることになってしまいました。

一体何が起こったのか？

1月末、開幕戦に向けて高地トレーニングを行う予定だったラポルトですが、体調不良に見舞われます。精密検査の結果、サイトメガロウイルスに感染していることが判明。このウイルスは、免疫力が低下している人にとってはやっかいな存在で、発熱や喉の痛み、倦怠感などの症状を引き起こします。ラポルトも例外ではなく、オンループ・ヘット・ニュースブラッドやクールネ～ブリュッセル～クールネといった重要なレースを欠場せざるを得なくなりました。さらに、自身が復帰戦として予定していたミラノ～サンレモへの出場も断念せざるを得なかったのです。

困難を乗り越えて

しかし、ラポルトは諦めませんでした。3月末には春のクラシックシーズンを全休することを決断しましたが、治療に専念し、徐々に回復。そして、ついにInstagramでトレーニング再開を報告したのです。「ゆっくりだけど、ついにまた自転車に乗ることができた」という彼の言葉には、喜びと希望が込められています。

気になる今後の予定

現時点では、ラポルトがいつレースに復帰するのかはまだ明らかにされていません。しかし、彼の復帰はチーム ヴィスマ・リースアバイクにとって大きな力となることは間違いありません。ワウト・ファンアールトを支え、自らも勝利を狙えるラポルトの存在は、今後のレース展開を大きく左右するでしょう。

チーム ヴィスマ・リースアバイク、試練の時

ラポルトの離脱に加え、アクセル・ジングレも体調不良でヒルクライムクラシックを欠場するなど、チーム ヴィスマ・リースアバイクは苦しい状況に立たされています。しかし、彼らは決して諦めません。パリ～ルーベ後、チームの監督であるグリシャ・ニーermannは春のクラシックシーズンを振り返り、「満足できる結果ではなかった」と語りましたが、その目はすでに次の戦いを見据えているはずです。

これからの展開に期待！

ラポルトの復帰、そしてチーム ヴィスマ・リースアバイクの巻き返し。これからのレース展開に、目が離せませんね！皆さんは、どのように予想しますか？