モホリッチ、ポッジオの下りを100回以上経験！

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！松崎 愛です。今年もいよいよ「春のクラシック」シーズンがやってきましたね！なかでも、”La Primavera”（春）の愛称で親しまれるミラノ～サンレモは、格別な思い入れがある方も多いのではないでしょうか？

モホリッチ、ポッジョの下りを100回以上も練習！？

今回の記事では、なんと、あのマテイ・モホリッチ選手が、ミラノ～サンレモの勝負どころ、ポッジョの下りを100回以上も練習しているという驚きのニュースをお届けします！

勝負の鍵は、ポッジョの下り

ミラノ～サンレモは、約300kmという非常に長い距離のレースであり、最後のポッジョの登り、そしてその後の下りが勝負を分けると言われています。特に、テクニカルでハイスピードなポッジョの下りは、度胸とテクニックが試される、まさに「男の勝負」の場。2022年にはマテイ・モホリッチ選手が、MTBで培った技術をロードレースに持ち込み、ドロッパーシートポストを駆使して、他の選手を置き去りにする圧巻のダウンヒルを見せつけました。

モナコ在住の地の利を生かす

記事によると、マテイ・モホリッチ選手はモナコに住んでおり、ポッジョまでそれほど遠くないとのこと。そのため、トレーニングの一環として、ポッジョの下りを何度も繰り返しているそうです。「100回以上はやっていると思う」というコメントからは、彼の並々ならぬ意気込みが伝わってきますね！

安全への配慮も忘れずに

ただし、トレーニング中は安全にも気を配っているようです。レース本番のようなスピードは出さず、路面の状態をチェックするなど、慎重に下っているとのこと。それでも、コースを熟知していることが、彼のダウンヒルテクニックを支えているのは間違いないでしょう。

モホリッチの野望

マテイ・モホリッチ選手は、ミラノ～サンレモへの出場はもちろん、ロンド・ファン・フラーンデレンとパリ～ルーベという、他の2つのモニュメントレースにも強い意欲を示しています。特にパリ～ルーベは、チームメイトのソニー・コルブレッリ選手が勝利したことが、彼のモチベーションを高めているようです。石畳のクラシックで、マテイ・モホリッチ選手がどんな走りを見せてくれるのか、今からワクワクしますね！

気になるのは、ライバルたちの存在。マテイ・モホリッチ選手自身も、ヤスペル・フィリプセン選手とマチュー・ファンデルプール der Poel選手のコンビを警戒しているようです。果たして、今年のミラノ～サンレモは、どんなドラマが繰り広げられるのでしょうか？