リール、カウントダウン開始！

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！山田健一です。

今回は、来たる2025年のツール・ド・フランスのグランデパール（開幕地）に決定したフランス北部の都市、リールからの熱いメッセージをお届けします。現地時間3月26日、リールでは開幕100日前イベントが盛大に開催され、街全体がツールへの期待感に包まれました。

北フランス、ツール開幕へカウントダウン開始！

リール・フランドル駅前には、ツール開幕までの残り日数を刻む巨大な時計が設置され、そのカウントダウン開始ボタンを押すセレモニーには、多くの地元住民が集まりました。まるで祭りのような熱気に、私も鳥肌が立ちましたよ。

「北は自転車の魂が宿る地」

ツール・ド・フランスの責任者、クリスティアン・プルドム氏は、リールをグランデパールに選んだ理由を「北フランスは、かつて炭鉱夫として働き、アランベールの石畳を発見したスタブリンスキーのような英雄を輩出した、自転車の魂が宿る地だからだ」と語りました。ベルギー国境に近いこの地域は、石畳のクラシックレースが盛んな土地柄。ツール開幕の地として、これほどふさわしい場所はないでしょう。

地元自治体も大興奮！

リールの市長をはじめ、地元自治体の関係者も、ツール開幕に向けて熱いメッセージを送りました。「北フランスは自転車の国。リールもそうだ。だから、ここに多くのエネルギーを注ぎ込むのは当然のこと。」「人々に幸せを届けたい。北フランスの人々を熱狂させ、輝かせたい。」熱い言葉が次々と飛び出し、会場は興奮の渦に包まれました。

1994年の感動再び！

かつてツールに出場し、ステージ優勝も経験したローラン・デビアン氏は、「1994年にリールでグランデパールが開催された時の感動を覚えている。もう眠れないよ！数ヶ月前から精神的に準備しているんだ。近づくにつれて、病気にならないように、転ばないように気をつけなければならない…」と語り、地元住民の期待の高まりを代弁しました。

ツール・ド・フランス2025、リールから目が離せない！

2025年のツール・ド・フランスは、リールからノルマンディーへと続く4つのステージで幕を開けます。美しい街並み、熱狂的な観客、そして何よりも自転車を愛する人々の情熱が、世界中のサイクリストを魅了することでしょう。

さあ、皆さんもツール・ド・フランス2025に向けて、準備を始めましょう！リールでの熱い戦いが、今から待ち遠しいですね！