ポガチャル、パリ~ルーベ参戦は「全く予定なし」
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ポガチャル、パリ~ルーベ参戦は「今のところ計画にない」!?
ロードレースファンならずとも、その名を知らない人はいないであろうタデイ・ポガチャル。世界チャンピオンであり、あらゆるレースで勝利を量産する彼が、石畳のクラシック、パリ~ルーベに参戦するのか? その可能性について、現地からの情報と共にお届けします。
アレンベルグの森を視察、しかし…
先日、タデイ・ポガチャルがパリ~ルーベの名物区間であるアレンベルグの森を試走したというニュースが駆け巡りました。自身のSNSにその写真を投稿し、「ここはどこでしょう?」とファンに問いかけたこともあり、SNS上では「ポガチャルがついにルーベに挑戦か!?」という期待の声が高まりました。
しかし、UAE Team Emiratesの監督、ファビオ・バルダートはガゼッタ・デロ・スポルトのインタビューに対し、これはあくまで「約165kmのハードな練習の一環」であると説明しています。実際に石畳の主要区間を走り、ルーベのヴェロドロームまで足を運んだものの、中には入らなかったとのこと。
フランドルに向けた視察がメイン
さらに、同じくUAE Team Emiratesの監督を務めるマルコ・マルカートは、「タデイとティム・ウェレンスは、ファビオ・バルダートと共に視察に出かけた。これは主にツール・デ・フランドルに向けたもので、パリ~ルーベは今のところ計画には全く入っていない」と明言しています。
将来的な挑戦は?
とは言え、ポガチャル自身は石畳のコースを楽しんだ様子。バルダート監督も「タデイはいつものように熱心だった。彼は楽しんでいたよ。彼は総合的な能力を持つ選手だが、石畳の上でもあれほど強い選手は見たことがない」と語っており、将来的なパリ~ルーベへの挑戦に含みを持たせています。
ポガチャルのような才能ある選手が、パリ~ルーベのような過酷なレースに挑む姿は、ファンとしてはぜひ見てみたいもの。今回の視察が、将来的な挑戦への第一歩となるのか? 今後の彼の動向から目が離せませんね。