ペテルセン、ポガチャルとファンデルプール最大の脅威

日本のロードレースファンの皆さん、こんにちは！松崎 愛です。

今回は、3月30日に行われたヘント〜ウェヴェルヘムについて、熱いレース展開を振り返っていきましょう。

マッズ・ピーダスン、圧巻の3勝目！

マッズ・ピーダスンが、なんとヘント〜ウェヴェルヘムで3度目の優勝を飾りました！これは、あのエディ・メルクスやペーター・サガンといったレジェンドたちと肩を並べる快挙です。特に今回は、残り56km地点から単独で飛び出すという、まさに圧巻の勝利。ベルギーの石畳を制する力強い走りは、鳥肌ものでしたね！

猫投げの伝統から生まれたヒーロー

記事によると、ヘント〜ウェヴェルヘムのスタート地点であるイーペルでは、かつて「猫投げ」という恐ろしい伝統があったそう。教会の鐘楼から猫を投げ落とし、それを捕まえた人が賞金をもらえたとか…。信じられないですよね。そんな野蛮な時代から2世紀、今やマッズ・ピーダスンという名の「猫」を捕まえる者は誰もいません！

ファンデルプール不在でも関係なし！

マチュー・ファンデルプールが不在だった今回のレース。ピーダスンは、彼がいないことについて「寂しくなかった」とジョークを飛ばしていました（笑）。2020年の優勝時はフロリアン・セネシャル、マッテオ・トレンティン、アルベルト・ベッティオルとの小集団スプリントを制し、昨年はマチュー・ファンデルプールとの一騎打ちを制したピーダスン。今年は誰にも邪魔されず、まさに独壇場でした。

ライバルたちの証言

ピーダスンの強さは、ライバルたちも認めるところ。ヤスペル・フィリプセンはパンクに見舞われましたが、ポール・マニエは「本当に強い。チャンピオンだ」と脱帽していました。ヴィクトル・カンペナールツ、マルコ・ハラー、アリエン・リヴィンズといった選手たちも、ピーダスンの圧倒的な力に翻弄されたのではないでしょうか。

フランドル、そしてパリ〜ルーベへ

ピーダスンは、「こんな走りは100万回に1度しかできない」と謙遜していましたが、彼の力は本物。今後のロンド・ファン・フラーンデレンやパリ〜ルーベでの活躍も期待されます。マチュー・ファンデルプールやタデイ・ポガチャルといった強豪との対決が、今から待ち遠しいですね！

いかがでしたか？マッズ・ピーダスンの勝利は、私たち日本のファンにも大きな興奮と感動を与えてくれました。今後のレースにも注目していきましょう！