ファンデルプール：「目標ほぼ達成、それ以上だ」

マチュー・ファンデルプール der Poel、ミラノ～サンレモへの自信と余裕を語る！「達成した目標はほぼ全て、いやそれ以上」

日本のロードレースファンの皆さん、こんにちは！松崎 愛です。いよいよ春のクラシックシーズンが到来！今年はどんなドラマが待っているのか、ワクワクが止まりませんね！

今回は、3月23日に開催されるミラノ～サンレモで大本命と目される、マチュー・ファンデルプール der Poel（アルペシン・ドゥクーニンク）のインタビューをお届けします。過去の勝利を糧に、リラックスした様子でレースに臨む彼の言葉から、勝利への自信と戦略が見え隠れします。

「ボーナスステージ」と語る余裕

ティレーノ～アドリアティコ後、ベルギーの自宅に戻りグラベルバイクでリフレッシュしたというマチュー・ファンデルプール der Poel。最終チェックのためのコース視察も、記者会見も行わず、静かにレース当日を待つ構えです。「ミラノ～サンレモだけでなく、クラシックシーズン全体について話したい」と語る彼の表情には、既に十分な手応えを感じている余裕すら漂います。

過去の経験から学ぶ勝利への道筋

過去にミラノ～サンレモを制覇し、ロンド・ファン・フラーンデレンやパリ～ルーベでも勝利を重ねているマチュー・ファンデルプール der Poel。「子供の頃から、残り10kmの予測不可能性にワクワクしていた。最も勝つのが難しいレースの一つ」と語るミラノ～サンレモについて、彼はこう分析します。

• 「必ずしも最強でなくても勝てる」：ミラノ～サンレモは、力だけでなく、戦術も重要な要素となるレースであることを示唆しています。
• 「ポッジョでの動きが鍵」：最後の難関、ポッジョでのアタック合戦がレースの行方を大きく左右すると語ります。
• 「チーム戦略も重要」：昨年、チームメイトのJasper Philipsenが勝利したように、チームとしての戦略も不可欠だと強調します。

ライバル、タデイ・ポガチャルへの警戒心とリスペクト

誰もがタデイ・ポガチャルがシプレッサからアタックを仕掛ける可能性があると考えていますが、マチュー・ファンデルプール der Poelは冷静です。「不可能ではないが、そのためにはチーム全体を犠牲にする必要がある」と分析し、風向きやチームの動き次第では、十分に対応可能だと語ります。

「タデイ・ポガチャルとは良い関係だが、ライバルとしては意識しすぎない」。ライバルへのリスペクトを忘れず、自身の走りに集中する姿勢こそが、マチュー・ファンデルプール der Poelの強さの秘訣なのかもしれません。

春のクラシックシーズン、そしてその先へ

「ほとんどの目標を達成できたからといって、大きなレースで勝ちたい気持ちがなくなったわけではない。まだモチベーションは高い」と語るマチュー・ファンデルプール der Poel。ミラノ～サンレモでの勝利はもちろん、その先のレースでも、彼の活躍から目が離せません！

さあ、皆さんは今年のミラノ～サンレモ、誰が勝つと思いますか？熱い応援で、選手たちを後押ししましょう！