ヴィンゲゴー、試練の木曜日

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！松崎 愛です。パリ～ニースの第5ステージ、波乱の展開でしたね！ヨナス・ヴィンゲゴーが落車に見舞われ、チームメイトのマッテオ・ジョーゲンソンが首位を奪うという、まさにドラマチックな一日となりました。現地の熱気を、いつものように独自の視点でお届けします！

ヴィンゲゴー、まさかの落車！一体何が？

レース中盤、コート・ド・トレーブのあたりで飛び込んできたのは、ヨナス・ヴィンゲゴー落車のニュース！何が起きたのか詳細は不明とのことですが、顔に血を滲ませた痛々しい姿が目に飛び込んできました。特に左手を痛めた様子で、その後のレース展開に暗雲が立ち込めます。

チーム ヴィスマ・リースアバイクの戦略とジョーゲンソンの覚悟

落車後、ヴィンゲゴーはなんとかバイクに乗り込みますが、手の痛みが酷く、ハンドルを握るのも困難な状況だったようです。チームは迅速に対応し、ヴィクトル・カンペナールツが付き添い、マッテオ・ジョーゲンソンがエースとして走るという戦略に切り替えました。ジョーゲンソンは「ヴィンゲゴーから、自分のために走ってくれと言われた」と語っており、チームのエースとしての自覚と覚悟が伝わってきますね。

レニー・マルティネスの電撃アタックとジョーゲンソンの総合首位

ファイナル climb、ノートルダム・ド・シエーズの登りでは、レニー・マルティネスが鮮烈なアタックを決め、ステージ優勝を飾りました。一方、ジョーゲンソンも果敢にアタックを繰り返し、ヴィンゲゴーとの差を広げ、見事総合首位に躍り出ました！ チームとしては複雑な心境でしょうが、ジョーゲンソンの力強い走りは、チームに新たな希望をもたらしたのではないでしょうか。

ヴィンゲゴーの苦悩と、チームの結束力

ヴィンゲゴーは、最終的に総合16位でフィニッシュ。ゴール後、手袋を外すのも一苦労で、チームメイトのバルト・レメンに抱きしめられる姿は、見ていて胸が締め付けられました。幸い、検査の結果、骨折はなかったようですが、精神的なダメージも大きいはず。しかし、チーム ヴィスマ・リースアバイクの結束力は固く、ヴィンゲゴーを支えながら、ジョーゲンソンの総合優勝を目指すことでしょう。

今後の展開は？ パリ～ニース、目が離せない！

落車というアクシデントに見舞われながらも、チームの戦略と選手の頑張りで、総合首位をキープしたチーム ヴィスマ・リースアバイク。しかし、油断は禁物です。UAEチームエミレーツのブランドン・マクナルティも虎視眈々とチャンスを狙っているはず。パリ～ニース、まだまだ何が起こるかわかりません！ 皆さんも、最後まで応援しましょう！