UCI会長、ルワンダ世界選手権に代替案なし

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！モナコから愛を込めて、中村リサです。

今日は、ちょっと気になるニュースをお届けします。2025年の世界選手権ロードレース（以下、世界選手権）の開催地を巡るお話です。

UCI会長、ルワンダ開催に自信！代替案は「ない」

皆さんもご存知の通り、2025年の世界選手権はアフリカのルワンダで開催される予定です。しかし、周辺国のコンゴ民主共和国東部における政情不安から、ヨーロッパ議会ではルワンダでの開催中止を求める決議案が提出されるなど、開催を危ぶむ声も上がっています。

そんな中、UCI（国際自転車競技連合）の会長であるダビド・ラパルティアン氏が、Cyclingnewsのインタビューで「ルワンダでの世界選手権にプランBはない」と明言しました。

なぜルワンダなのか？UCIの125周年記念

ラパルティアン会長は、ルワンダでの開催について「UCIの125周年を祝う特別な瞬間になる」と語っています。アフリカでの世界選手権開催は、会長自身の夢であり、目標だったとのこと。

ルワンダは、自転車競技の振興に力を入れている国としても知られています。実際に、ルワンダ一周レースも開催されており、着実に競技レベルも向上しています。

開催に向けての課題と期待

もちろん、中央アフリカでの開催には、物流面など課題も多く存在します。しかし、ラパルティアン会長はルワンダを「組織化された国」と評価し、開催に向けて自信を見せています。

また、エリートレースには100万人の観客動員を見込んでいるとのこと。もし実現すれば、本当に素晴らしい光景でしょうね！

過去にはこんな選手もルワンダを訪問

実は、過去にはローレンス・テンダム選手がルワンダのグラベルレースに参加し、コースを視察しています。その際、特に治安の悪化などは感じられなかったようです。

気になる今後の展開は？

UCIがルワンダ開催に強い意志を示していることは分かりました。しかし、周辺国の情勢は依然として不安定です。今後の状況を注視しつつ、世界選手権が安全に開催されることを願うばかりです。

さて、皆さんはルワンダでの世界選手権開催についてどう思いますか？ぜひSNSなどで意見交換してみてくださいね！