ファン・デル・プール、ポガチャルに宣戦布告か

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！山田健一です。

今回は、春のクラシックシーズン開幕を告げるベルギーからのホットな話題をお届けします。焦点は、マチュー・ファンデルプールとタデイ・ポガチャルのライバル関係、そしてE3グランプリを制覇し、ロンド・ファン・フラーンデレン、パリ～ルーベへと繋げるかという点です。

ポガチャルのルーベ参戦がクラシック戦線を揺るがす

皆さんもご存知の通り、当初E3で激突すると見られていたマチュー・ファンデルプールとタデイ・ポガチャルですが、ポガチャルがパリ～ルーベへの参戦を決めたことで、クラシック戦線は大きく様変わりしました。ハレルベケの地で、マチュー・ファンデルプールはポガチャル不在の中、どのような走りを見せるのでしょうか？

ファンデルプール、E3で存在感をアピールできるか

「マチュー・ファンデルプールは、ロンドに向けてメッセージを送りたいはずだ」と、チームメイトのクサンドロ・ムーリッセは語ります。昨年のE3では、マチュー・ファンデルプールが圧巻の独走劇を演じました。今年も同様に、ライバルたちを圧倒する走りを見せられるでしょうか？

父アドリーの言葉

マチュー・ファンデルプールの父、アドリー・ファンデルプールは、「ポガチャルがいないことで、E3でのライバルが一人減っただけ。彼は勝利を目指して走るだけだ」と語ります。心理戦を仕掛けるつもりはない、ということでしょうか。しかし、ポガチャルがパリ～ルーベに参戦することで、マチュー・ファンデルプールのモチベーションに変化はあるのでしょうか？

アルペシン・ドゥクーニンクの戦略

クサンドロ・ムーリッセは、「マチュー・ファンデルプールは、誰が出走するかを気にせず、自分のレースに集中している」と語ります。アルペシン・ドゥクーニンクは、マチュー・ファンデルプールを中心に、どのような戦略でクラシックシーズンを戦うのでしょうか？ワウト・ファンアールトの動向も気になりますね。

北の地で繰り広げられる熱い戦い

E3は、ロンド・ファン・フラーンデレン、パリ～ルーベへと続く、重要な前哨戦です。マチュー・ファンデルプールは、E3で勝利を掴み、その勢いのままロンド、ルーベへと突き進むことができるでしょうか？そして、ポガチャルはルーベでどのような走りを見せるのか？春のクラシックシーズンから目が離せません！