ハロルド・ロペス、ツール・ド・ギリシャで初勝利！

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！山田健一です。今回は、エクアドル出身のハロルド・ロペス選手が、ツール・ド・グリースでプロ初勝利を飾ったというニュースをお届けします。

ハロルド・ロペス、ツール・ド・グリースで念願のプロ初勝利！

2025年4月6日、ツール・ド・グリース（ギリシャ一周）の最終ステージがマラトンからシンタグマまでの155.5kmで行われ、最終ステージはイタリアのマッテオ・モスケッティ（Q36.5プロサイクリング チーム）がスプリントで制しました。しかし、総合優勝は、アスタナに所属するエクアドル人選手、ハロルド・ロペスが手にしました！

エースとしての自覚、そしてチームへの貢献

ハロルド・ロペス選手は、第2ステージからリーダージャージを守り抜き、見事総合優勝。チームに区間勝利がなくとも、エースがしっかりと結果を出す、これぞチーム力ですね。25歳のロペス選手は、勝利後「ツール・ダウンアンダーでの事故後、最高の状態を取り戻し、チームに勝利をもたらしたかった。このプロジェクトは過去4年間で私に多くのものを与えてくれたので、成功でその信頼を返したかった。」と語っています。

怪我を乗り越えて掴んだ栄光

ツール・ダウンアンダーでの事故から復帰し、ミラノ～トリノやボルタ・ア・カタルーニャで調子を上げてきたというロペス選手。今回の勝利は、彼にとってプロキャリア初の勝利であり、特別な意味を持つでしょう。「ツール・ド・フランスで全てがうまくいったことをとても嬉しく思っています。これが私の最初のプロ勝利であり、私にとって大きな意味があります。これがほんの始まりに過ぎないことを願っています」と、喜びを爆発させていました。

ヨーロッパのレースシーン、ますます目が離せない！

ハロルド・ロペス選手の今後の活躍に期待するとともに、ヨーロッパのレースシーンからは目が離せませんね！ 次はどのレースでどんなドラマが生まれるのか、皆さんと一緒に見守っていきたいと思います。それでは、また次回のコラムでお会いしましょう！