デミ・フォレリング、アムステルGレース前に本音「高地から戻るといつも緊張する」

トップフェイバリットの胸の内： ボディネ・フォレリング、アムステル・ゴールドレース前の"ドキドキ"を語る

皆さん、こんにちは！世界中のロードレースを追いかける松崎 愛です。オランダの丘陵地帯で開催されるクラシックレース、アムステル・ゴールドレース。特に女子レースでは、毎回熱い戦いが繰り広げられますよね。今年の女子レースで、誰もがその名前に注目するのは、間違いなくボディネ・フォレリング選手（FDJ-SUEZ）でしょう。トップフェイバリットとして臨む彼女が、レース前に見せた少しのナーバスさ、そして自信について、お伝えしたいと思います。

高地トレ後の手応えと、ほんの少しの不安

ミラノ〜サンレモ以来、約1ヶ月ぶりのレースとなるボディネ・フォレリング選手。この期間、彼女は高地トレーニングに励んでいました。レース前のNOSのインタビューで、彼女は「とても楽しみです、それが一番大事なこと」と語る一方で、「少しドキドキしています」とも正直に打ち明けています。

なぜドキドキなのか？その理由は、高地トレーニング明けだからこそ。「高地から下りてきたばかりだと、急に脚の調子が悪くなる日があるかもしれない。その最初の時期が少し不安なんです」と、トップ選手でも抱える繊細な感覚を教えてくれました。ただ、高地でのトレーニング自体は「やりたかったことは全てできた」「調子も良い」と手応えを感じている様子。この自信と不安が入り混じった心境、なるほど！と思いませんか？最高の準備をしていても、レース本番は何が起こるか分からない。だからこそ、彼女の言葉にはリアリティが宿るのです。

トップフェイバリットの余裕？ テレビ放送へのジョーク

インタビューの締めくくりでは、ボディネ・フォレリング選手らしいユーモアも飛び出しました。女子レースのテレビ生中継が13時からだと聞き、「皆さんがテレビで見られるといいのですが、もし私たちが速く走りすぎたら、放送開始時にはもうゴールしているかもしれませんね！」とジョークを飛ばしたのです。これは、彼女が自身の調子に自信を持っているからこその発言であり、トップフェイバリットとしての余裕さえ感じさせます。確かに！もし彼女が序盤からアタックを仕掛け、独走態勢に入れば、本当にそんな展開になる可能性もゼロではありません。ファンとしては「頼むから最後まで映して！」と願わずにはいられませんね。

ライバルたちの存在、そしてアムステル・ゴールドレースの魅力

アムステル・ゴールドレース女子版のプレビュー記事でも、マリアンヌ・フォス選手やロッテ・コペッキー選手、ロレーナ・ウィーベス選手といった世界のトップ選手たちの名前が挙がっており、今年もハイレベルな戦いが予想されます。ブラバンツ・パイルを意図的にスキップしてまでこのレースにフォーカスしてきたボディネ・フォレリング選手。彼女が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、そして熱いレースを見せてくれるよう、日本のファンとして精一杯応援しましょう！

さて、この週末、リンブルフ州の丘陵でどんなドラマが生まれるのでしょうか？ボディネ・フォレリング選手が自身の「ドキドキ」を乗り越え、最高の走りを見せてくれることを期待しましょう！