ルイス・アンヘル・マテ、タイタンデザートモロッコに初挑戦

ベテラン、マテが砂漠のレースに初挑戦！

日本のロードレースファンの皆さん、こんにちは！山田健一です。今回は、スペインのベテラン選手、ルイス・アンヘル・マテが新たな挑戦として、過酷な山岳バイクレース、Titan Desert de Marruecos（タイタンデザート・モロッコ）に初参戦するというニュースをお届けします。

17年のプロキャリアを経て、新たなステージへ

ルイス・アンヘル・マテは、17年間のプロロードレースキャリアを昨年12月に終えたばかり。しかし、その情熱は衰えることなく、今度はマウンテンバイクの舞台で新たな挑戦を始めます。

チームKH-7の一員として砂漠を駆ける

マテが所属するのは、元プロロードレーサーのメルチョール・マウリが率いるチームKH-7。チームメイトとの交流を重視するマテにとって、経験豊富なメンバーが揃うこのチームは理想的な環境と言えるでしょう。

タイタンデザート・アルメリアでの実績

実はマテ、タイタンシリーズのレース自体は初挑戦ではありません。過去にはタイタンデザート・アルメリアに2度出場し、ステージ優勝も経験。昨年は総合2位という好成績を収めています。しかし、今回のタイタンデザート・モロッコは、アルメリアよりもさらに過酷な、まさに「レースの女王」とも呼ばれる存在です。

6日間で600km！砂漠の過酷な戦い

レースは5月1日から6日までの6日間。モロッコの砂漠を舞台に、約600kmを走破する過酷な戦いが繰り広げられます。

「チームメイトから学び、一歩ずつ進みたい」

マテは、「チームには、ホセプ・ベタルーやアントニオ・オルティスといった、モロッコでのレース経験豊富な選手がいる。彼らから学びながら、一歩ずつ、一日一日、1kmずつ進んでいきたい」と語っています。

ステージ優勝とチームへの貢献

もちろん、ステージ優勝への意欲も十分。「まずはステージ優勝を目指し、チームに貢献したい。そして、この経験を通して、競技面だけでなく、人間としても成長したい」と、マテは抱負を語ります。

今回のマテの挑戦は、日本のサイクルロードレースファンにとっても、新たな刺激になるのではないでしょうか。砂漠という過酷な環境で、彼がどのような走りを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。