ヴィッラ監督率いるイタリア代表、レージョ・カラブリアにヴィヴィアーニと

イタリアのクラシックレースが復活！ ジロ・デッラ・チッタ・メトロポリターナ・ディ・レッジョ・カラブリアに ヴィヴィアーニ が参戦！

久しぶりにイタリアの熱いレースの話題をお届けできるのは嬉しい限りだ。なんと、あの ジロ・デッラ・チッタ・メトロポリターナ・ディ・レッジョ・カラブリア が復活する！ 2025年4月12日、イタリアの南端、レッジョ・カラブリアを舞台に開催されるこのレースは、かつては ジロ・デッラ・プロヴィンチャ・ディ・レッジョ・カラブリア という名で親しまれ、1920年から続く伝統あるレースだ。

あの コッピ や バルトリ も制した歴史あるレース

過去の優勝者リストを見てほしい。ファウスト・コッピ、ジーノ・バルトリといった、サイクルロードレース界のレジェンドたちの名前がずらりと並んでいるではないか！ 最近ではフランチェスコ・モ Moser や ジュゼッペ・サロンニ なども勝利しており、イタリアのロードレース史を語る上で欠かせないレースと言えるだろう。2023年にはコロンビアの Restrepo が勝利しているが、今年は誰がその名を刻むのか、本当に楽しみだ。

イタリア代表チームを率いるマルコ・ヴィッラの初陣

今回のレースで注目すべきは、イタリア代表チームを率いる新監督、マルコ・ヴィッラの初陣ということだ。リオ五輪のトラックレース金メダリストであるエリア・ヴィヴィアーニを筆頭に、2024年のジュニア世界チャンピオン、ロレンツォ・マーク・フィンといった若手選手も参加する。ベテランと若手の融合で、どのようなレースを見せてくれるのか、期待が高まる。

注目のイタリアンプロチームも参戦！

VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ、チーム ポルティ・ビジットマルタ、チーム ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ Tech Vini Fantiniといったイタリアのプロチームも参戦する。もちろん、海外からの強豪チームも参戦し、総勢98名の選手がカラブリアの地を駆け抜ける。

コースはアップダウンに富んだ183km

コースはボーヴァ・マリーナをスタートし、レッジョ・カラブリアの海岸線、ルンゴマーレ・ファルコマタにゴールする183km。獲得標高は1800mと、決して平坦なコースではない。序盤は平坦基調だが、中盤にはアスプロモンテ国立公園を通過する22kmの登り（平均勾配4.2%）が待ち構えている。その後もアップダウンが続き、モンテ・サンテリーア（5km、平均勾配6%、最大10%）が勝負どころとなりそうだ。

激戦必至！ 誰が勝利を掴むのか？

フィリッポ・フィオレッリ、マルティン・マルチェルージ、ルカ・コルナーギ、クリスティアン・ズバラーリ、ダヴィデ・デプレット Cassanといった選手たちが優勝候補に挙げられているが、果たして誰が勝利の女神を射止めるのだろうか？ 4月12日のレースから目が離せない！