ガウデュ、悪循環に陥る

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！松崎 愛です。

フランスのスポーツ紙「L'Équipe」の記事から、今回はダヴィド・ゴデュ選手の残念なニュースをお届けします。春のクラシック、そしてジロ・デ・イタリアに向けて調子を上げていた矢先の落車…。一体何が起こったのでしょうか？

悪夢再び…ダヴィド・ゴデュ、ティレーノ～アドリアティコでまたも落車リタイア

ダヴィド・ゴデュ選手、今年は文字通り「泣きっ面に蜂」状態ですね。ストラーデ・ビアンケで2度の落車に見舞われたばかりか、ティレーノ～アドリアティコ第2ステージでも落車し、無念のリタイアとなってしまいました。残り39km地点、補給エリア近くでの落車だったとのこと。集団落車に巻き込まれ、後方から来た選手に追突されたようです。肘と手を負傷し、レースを去らざるを得ませんでした。

「まるで悪いスパイラルだ」グルパマFDJ監督も落胆

グルパマFDJのスポーツディレクター、ティエリー・ブリコ氏は、「まるで悪いスパイラルだ」と嘆いています。ダヴィド・ゴデュ選手はツール・ド・オマーンで勝利するなど、シーズン序盤は好調だっただけに、今回の落車はチームにとっても大きな痛手でしょう。

ジロ・デ・イタリアへの影響は？

幸い、骨折の可能性は低いとのことですが、今後の検査結果を待つ必要があります。ダヴィド・ゴデュ選手にとって、ジロ・デ・イタリアは重要な目標の一つ。今回の落車が、5月9日に開幕するジロにどのような影響を与えるのか、非常に気がかりです。まずは怪我の回復に専念し、万全の状態でスタートラインに立ってほしいですね。

チームメイト、ポール・ペンウェットの奮闘

チームに暗雲が立ち込める中、ポール・ペンウェット選手がスプリントで3位に入賞！ジョナタン・ミラン選手が圧倒的な強さを見せたトスカーナの海岸線で、ワールドツアー初の表彰台を獲得しました。チームにとって、少しでも明るいニュースになったのではないでしょうか。

今後の展開は？

ダヴィド・ゴデュ選手の状態が気がかりですが、グルパマFDJには他にも強力な選手が揃っています。アダム・イェーツ選手、ジュリオ・チッコーネ選手など、ティレーノ～アドリアティコで活躍が期待される選手たちに注目しましょう。そして、チーム ヴィスマ・リースアバイクとUAEチームエミレーツの戦いも目が離せませんね！

さて、今回のダヴィド・ゴデュ選手の落車、皆さんはどう思いましたか？ 彼の早期回復を祈るとともに、今後のレース展開にも注目していきましょう！