プレビュー：ブラーデネ・コクサイデ・クラシック2025

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！佐藤美咲です。ベルギーから、熱いレースの息吹をお届けしますよ！今回は、春のクラシックシーズンを彩る、注目のスプリントレース「ブレードネ・コクスアイデ・クラシック」のプレビューをお届けします。

ブレードネ・コクスアイデ・クラシック2025：スプリンターたちの熱き戦い、風が勝敗を左右する！？

春のフランドル地方。石畳の道、吹き荒れる風、そして何よりも熱狂的なファン！そんなベルギーの春を告げるレースの一つ、ブレードネ・コクスアイデ・クラシックが近づいてきました。3月19日に行われるこのレース、2025年の覇者は誰になるのでしょうか？

歴史を紐解く：ハンザム・クラシックからブレードネ・コクスアイデ・クラシックへ

実はこのレース、以前はハンザム・クラシックという名前だったんです。名前が変わった経緯を知ると、また違った視点でレースを楽しめますよね。「へぇ～」と思いませんでしたか？

過去の優勝者を見てみると、パスカル・アッカーマンやティム・メルリールといった、名だたるスプリンターの名前が並びます。昨年2024年は、ルカ・モッツァートがディラン・フルーネウェーヘンやヘルベン・テイッセンといった強豪を抑えて優勝。記憶に新しい方もいるのではないでしょうか。

コースの特徴：ケメルベルクとモーレンが鍵

全長200.9kmのコースは、一見すると平坦基調。しかし、侮るなかれ！レース中盤には、石畳の急坂「ケメルベルク」が待ち構えています。さらに、フィニッシュ手前には、遮るもののない平野「モーレン」が。ここでは、強烈な横風が吹き荒れることが多く、集団が分裂する可能性も大いにあります。風向きと風の強さが、勝敗を大きく左右すると言えるでしょう。

注目の選手たち：フルーネウェーヘン、ヤコブセン、そして伏兵たち

気になる出場選手ですが、ディラン・フルーネウェーヘン（チーム ジェイコ・アルウラー）は、今シーズンまだ本来の調子ではないものの、爆発力は健在。昨年のリベンジに燃えているはずです。

そして、ファビオ・ヤコブセン（Picnic PostNL）も注目。苦しい時期を過ごしていますが、かつての輝きを取り戻せるか。チームには、トビアスルンド・アンドレースンやニルス・エーコフといった強力なアシストもいます。

地元ベルギーのヘルベン・テイッセン（アンテルマルシェ・ワンティ）も目が離せません。2023年の覇者であり、昨年も3位に入っている相性の良いレース。アルネ・マーリッツとの連携にも注目です。

さらに、昨年の覇者ルカ・モッツァート（アルケア・B&Bホテルズ）、UAE Emirates XRGのアントニオ・モルガドとフロリアン・フェルミールス、リドル・トレックのシモーネ・コンソンニなど、実力者が多数出場。ミラン・フレティン（コフィディス）は、怪我明けにもかかわらず、好調を維持しており、ダークホース的存在と言えるでしょう。

天候とテレビ放送：風に注目！

当日の天気予報は、晴れ時々曇り。気温は17℃まで上がり、雨の心配はなさそうです。しかし！風が強い！4 Beaufortの南東の風が吹く予報。モーレン地区では、間違いなくレースが動くでしょう。

テレビ放送については、情報が入り次第、SNSで速報しますね！

ズバリ予想！佐藤美咲の注目選手は…

う～ん、悩みますね。でも、やっぱり…

◎ ディラン・フルーネウェーヘン

対抗に

〇 ヘルベン・テイッセン

穴馬として

▲ ミラン・フレティン

を推したいと思います！

さあ、皆さんは誰が勝つと思いますか？ぜひSNSで予想を教えてくださいね！