レース初日！第1ステージのコースと概要

ジロ2025開幕！ アルバニアの地で迎える第1ステージは波乱の予感！？

皆さん、こんにちは！世界中のサイクルロードレースを追いかける松崎 愛です。2025年のグランツール開幕を告げるジロ・デ・イタリア、そのスタート地点が発表されましたね！なんと、大会の歴史で初めてとなるアルバニアでの開幕。ドゥラッツォから首都ティラナへと向かう第1ステージは、いきなり波乱含みのコース設定で、今から胸が高鳴ります！

異国の地アルバニアへ！ ジロ開幕の舞台裏

ジロ・デ・イタリアがイタリア国外で開幕するのは、実はそこまで珍しいことではありません。これまでにオランダ、ベルギー、デンマーク、イスラエルなど、様々な国で「グラン・パルテンツァ（偉大なる出発）」を迎えてきました。しかし、バルカン半島に位置するアルバニアとは！ 多くのファンが「なるほど！」と唸ったのではないでしょうか。未知の舞台で始まるピンク色のレース。アドリア海に面した港町ドゥラッツォをスタートし、内陸の首都ティラナを目指す160kmの旅は、まさに冒険の始まりといった雰囲気です。異国の美しい景色の中、プロトンがどんな走りを見せてくれるのか、想像するだけでわくわくしますね！

逃げか、パンチャーか？ 起伏に富んだ開幕ステージ

さて、気になるコースプロフィールを見てみましょう。全長160km、獲得標高は約1800m。数字だけ見れば、そこまで過酷な山岳ステージではないことが分かります。序盤の約70kmは平坦区間が続くため、ここは何としても逃げに乗って目立ちたい選手たちの格好の舞台となるでしょう。しかし、勝負の行方は終盤に待ち構えています。コース中盤にはグラチェンへの上り（13.5km、平均勾配5.2%）が登場し、ここで集団は一度篩いにかけられるはずです。そして圧巻は、フィニッシュ地点となるティラナ周辺の周回コース。ここに設定されたスレルの丘（4.9km、平均勾配5.4%）をなんと2回も通過します！ 平均勾配はそれほどではありませんが、ジロのコース設定は時にプロフィールの数字以上に厳しい勾配が隠されていることもありますから、侮れません。まさに、パンチャーや、短い急坂を得意とするクライマータイプの選手にぴったりのコースと言えるでしょう。「確かに！」と思わせる、初日から総合勢にも影響を与えかねないトリッキーなレイアウトです。

マリア・ローザへ向けた最初の戦い

開幕ステージでマリア・ローザに袖を通すことは、選手にとって最高の栄誉であり、その後のレースを戦う上で大きな自信となります。この第1ステージは、純粋なスプリンターには厳しく、かといって超級山岳をいくつも越えるようなクライマー向きでもない。まさに、一発のパンチ力と粘り強い上りを兼ね備えた選手が輝く舞台です。例えば、イスラエル・プレミアテックのような、常にアグレッシブな走りでレースをかき乱すチームが、このステージで何か面白い戦略を仕掛けてくる可能性も十分に考えられます。彼らの動きには要注目ですね。他にも、クラシックハンタータイプの選手や、若手のホープが開幕マリア・ローザを狙ってくるかもしれません。誰が最初にピンク色のジャージに袖を通すのか、想像するだけでゾクゾクします！

タイムスケジュールと今後の展望

第1ステージは、現地時間5月9日（金）の13時10分にスタートが切られ、フィニッシュは17時15分頃の予定です。日本時間では夜となりますが、仕事や学校が終わってからじっくり観戦できる時間帯かもしれませんね。アルバニアでの開幕という「そうだったのか！」という驚きから始まった2025年のジロ。この第1ステージが、大会全体のトーンを決定づける重要な一日となることは間違いありません。未知の舞台での戦いは、思わぬ伏兵の台頭や、予想外の展開を生む可能性を秘めています。次も読みたい！と思わせるような、記憶に残る開幕ステージになることを期待せずにはいられません。この後、ジロはどんなコースを辿り、どんなドラマが待っているのか。今後のステージプロフィール発表も待ちきれませんね！