事件を待つのは遅すぎる、イヴ・ランパールト、コースを外れ親戚訪問

日本のサイクルロードレースファンの皆さん、こんにちは！モナコから中村リサです。

今回は、安全への意識の高さが際立つニュースをお届けします。スーダル・クイックステップが、「もし事故が起こるまで待つなら、それは遅すぎる」 と、スター・オブ・ベッセージュからの撤退を決断しました。

事故多発！スター・オブ・ベッセージュで何が？

フランスで開催されているスター・オブ・ベッセージュ。美しい南仏の風景の中を駆け抜けるレースですが、今年はコース上に一般車両が進入する事案が相次ぎました。なんと、スーダル・クイックステップの選手たちの目の前に、逆走車が現れたというから驚きです！幸い、選手たちは冷静に対処し、事故には至りませんでしたが、安全への懸念が高まります。

イヴ・ランパールト選手の言葉

チームの決定を受け、イヴ・ランパールト選手は「選手は道路のインフラだけでなく、コースに入ってくる車にも気を配らなければならない。これは少し危険すぎる」とコメント。

安全確保への訴え

イヴ・ランパールト選手の言葉は、ロードレース界全体への警鐘とも言えるでしょう。ベルギーではレースの安全が常に保証されているからこそ、ベッセージュでの状況に危機感を覚えたようです。「ベッセージュでは警備員の数が不足している。UCIは安全を確保するために、より明確なルールを設けるべきだ」と、彼は訴えます。

家族との時間とトレーニング

レースを離脱したイヴ・ランパールト選手は、叔父の家に滞在し、トレーニングを続けるとのこと。「天気は最高とは言えないけれど、家族訪問も兼ねて、ポジティブに捉えています」と語る彼の言葉には、プロフェッショナルとしての責任感と、家族を大切にする温かい心が感じられますね。

安全への意識改革を

今回のスーダル・クイックステップの決断は、レースの安全管理に対する意識を高める上で、非常に重要な一歩となるでしょう。選手たちの安全が第一。その想いを胸に、私たちファンも彼らを応援していきたいですね！

次の展開では、今回の出来事を踏まえて、UCIがどのような対策を講じるのか、注目していきましょう。